"Gibraltar" オーストラリアの360万坪の牧場から

オーストラリアの田舎にて牛を育てる日本人のブログ。日本では有り得ない日常や日々の生活、360万坪の牧場での出来事を記事にしています。 過去の記事は旧ブログでご確認下さい。 旧ブログアドレスhttp://s.ameblo.jp/gibraltarmasashi/ 

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こんにちは。

実は仕事外で新たにチャレンジしている事があります。

何度か記事にしてますが、僕は以前ラグビーをやっていました。20年ぐらいプレーしたでしょうか。


やはり大人になり、仕事も家庭も忙しく、さらに腰のヘルニアの手術をしてからは観戦一方。でも、やっぱりラグビーが好きなんですね・・・。


40歳になった時に、ふと思ったことが有ります。


「45歳になったら流石にラグビーはもう出来ないだろうな・・・」


それを考えた時、凄く寂しくなりました。


「あと5年しか大好きな事が出来ない」


今、自分が生活しているのはラグビー王国オーストラリア。


「そうだ、今なら40歳という言い訳も効くし、思い切ってプレーしてみよう!」


そんな考えが生まれたと同じくして、地元に20年ぶりにラグビーチームを復活させようという動きが生まれました。

まさに最後のチャンスです。

新たなチームは来年の秋からがシーズンですので、その前に自分の衰えを確かめる為、地元で行われているタッチフット(コンタクトの無いラグビー)のチームに入る事を決め、3週間前からプレーしてます。

コンタクトが無いのに、久しぶりに出た最初の試合の後は流石に足腰が重いですね。

試合翌日は全身筋肉痛で完全にロボットダンスのような動きになっていて、仕事にモロに支障です(笑)

しかし、三週続けて試合に出ると、体が痛くないんです!

しかも、明らかに試合で少しずつ動けるようになっているのがわかるから楽しい!

先週はなんとトライまでしてしまって、良いパスをくれたチームメイトに感謝です。まさに「ごっつぁんトライ」。


まあ、体力勝負の職業ですので、仕事外で怪我をしないように何とか頑張っていきたいと思います。

 

さて、昨日の夜に妻がYoutubeをテレビで見ようと言って来ました。というのも、我が家のインターネットの料金は無制限使いたい放題ではありません。

1か月で使用できる容量が決まっていて、それを超えるとナメクジが歩くかのように回線速度が遅くなります。しかし、使い切れなかった分は翌月に持ち越されるわけではないので、容量が余った場合は動画を見て使い切る事があります。


インターネットも都会とはシステムが違い、屋根にあるパラボラアンテナで接続されています!不思議でしょ?

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さて、妻が選んできた動画は以下の動画。

 


出川 はじめてのおつかい 第三弾 in サンフランシスコ


芸人の出川哲郎さんが、海外で上手ではない英語を使ってお遣いをするという企画です。

まずこの動画を見て、久しぶりに腹がよじれるほど笑いました。海外で生活しているから特に面白く感じたのかもしれません。

散々笑いながら妻と一緒に動画を見るのですが、同時にとても感心しました。


なぜ感心したかと言いますと、出川さんの口から出る英単語は中学一年生レベルなのに、時間は掛かったり、時には煙たがられたりもしていましたが、必ず相手に伝わり、目的を達成していた事です。


ルールとして、タクシーに乗ったり、日本人に話しかけてはいけないと言う事なので、なんとか英語を話して目的を達成しなければいけません。

 

僕はオーストラリアに住んで7年になります。オーストラリアで生活を始める10年ほど前にカナダに2年間語学留学していた経験があります。

現在、僕が喋る英語の50%はカナダ産で、50%はオーストラリア産といったところでしょうか。

自慢ではありませんが、オーストラリアで生活するうえで英語で困った事は一度もありません。

困った事はありませんが、ペラペラではありません。言うならば半ペラペラです。

以前、このブログにも書きましたが、アメリカのテキサスに仕事で行った際に、テキサスに住む中学の同級生と会ったのですが、彼女は海外生活歴も長いし、旦那さんも英語を話すし、職場は英語オンリー。なので、彼女の英語はペラペラでした。

さて、では「半ペラペラ」とは何かと言いますと、知らない単語や文法が会話上あったとしても、自分の知っている単語で相手に聞き直し理解が出来るレベルです。なので、必ずゴールには辿り着きます。全く何を言ってるかわからないと言う事はありません。

 

僕が言いたい事は、何事も行動しないとどうにもならないという事。

40歳から始めるラグビーも、年齢や怪我を恐れていては何も始まりません。

英語もそう。失敗を恐れて発言をしなければ、単語をどれだけ知っていても意味が有りません。

そういった意味で、動画の出川さんに感動しました。とにかく話す。メチャクチャでも話す。

笑われても話す、プレーする。

一生懸命やってればきっと理解してもらえます。

という事を言いたかったわけです。


それではまた。