"Gibraltar" オーストラリアの360万坪の牧場から

オーストラリアの田舎にて牛を育てる日本人のブログ。日本では有り得ない日常や日々の生活、360万坪の牧場での出来事を記事にしています。 過去の記事は旧ブログでご確認下さい。 旧ブログアドレスhttp://s.ameblo.jp/gibraltarmasashi/ 

冬ですね

こんにちは。

最後にブログを更新したのが5月15日・・・。

2か月も更新をサボっていたという事になります。いえ、忙しいんです!!冬なのに忙しいのです!!!

 

何が忙しいって、子供のラグビー・・・。

地区代表選手に選ばれてからの毎日は、遠征、遠征、そしてまた遠征と遠征ばかりで、恐らくここ2か月間で地元のラグビーチームの試合も含めて約3000kmのドライブをすでに達成したのではないでしょうか・・・。

「子供の習い事ってお金が掛かりますよね」

日本の家庭では良く聞かれる話題だと思いますが、

秋から冬の期間に行われる子供のラグビーのチーム登録費用は日本円で8000円のみ。

これで、シーズン14試合と週3日の練習を行わせてくれます。

長男はこれに加えて代表の試合が約15試合(一日に3試合行う日もあるので、日数にすると7日間ほどでしょうか)。

4月の終わりから始まり、8月の終わりにシーズン終了。この4か月で掛かる費用は代表の登録費を含めても日本円で2万5千円程度です。

しかし!!先ほど言いましたように、とにかくドライブなのです!

また、代表の試合は泊りがけもあるので、ホテルの費用も掛かります。

登録費は安いですが、宿泊費とガソリン代、車の消耗費をトータルすると、なかなかの出費です・・・。

今年はその分、薪が予想以上に売れているので楽しく試合観戦させてもらっています。

 

さてさて、今年のGibraltar牧場の冬と言いますと、例年のような霜の連発も特になく、感覚としては凄く「暖冬」です。しかし、何度か大きい霜は降りましたので、牧草地は冬の景色です。

何度かブログでご紹介しましたが、霜が降りるとグリーンの草は死んで枯れてしまいます。なので、牛の栄養補給に夏の間に作った自家製のヘイ(乾燥牧草)を冬の間は与えます。

今年は夏に作ったミレットという牧草のヘイがたっぷりありますので、牛の体調も凄く良さそう。

このヘイを与える仕事ですが、通常は一人もしくは二人で行います。

 

・まず、ヘイの保管庫から1つ300kgのヘイをトラックに載せます。

・牛のいるパドックに到着したらクラクションを鳴らして牛を呼びます。

・牛が集まってきたら、少しずつヘイを地面に落としていきます。

 

小さいトラクターでヘイの積み込み。

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冬になると牛は夏の様にお腹いっぱいにグリーンの草を食べることが出来ないので、いつでも少し物足りない状況なのでしょうね。なので、牛の近くにヘイをあげるトラックで近づくだけで、牛が凄い勢いで集まってきます。

 

そんな様子を今回動画にしましたので、是非ご覧ください。今回は「ヘイを一人であげるバージョン」ですので、そのアクロバティック?な与え方に注目です。

それではどうぞ!

 

ヘイをあげる様子


冬のヘイ①

 

牛が集まってきます!!


冬のヘイ②

 

今度はもう少し早めに更新しますね・・・泣。

それでは!