"Gibraltar" オーストラリアの360万坪の牧場から

オーストラリアの田舎にて牛を育てる日本人のブログ。日本では有り得ない日常や日々の生活、360万坪の牧場での出来事を記事にしています。 過去の記事は旧ブログでご確認下さい。 旧ブログアドレスhttp://s.ameblo.jp/gibraltarmasashi/ 

毒りんご?

こんにちわ。

 

一昨日ブリスベンに行って帰ってきた後、何だか腰の調子が悪いなぁなんて思っていたら案の定カゼをひいてました。数年前に腰のヘルニアの手術をして以来、腰の痛みは消えたのですが、体調が悪くなると必ず腰の痛みから始まるようになりました。

まさに病気センサー。病気を真っ先に知らせてくれるなんて優れもの!!なんて思うかもしれませんが、今まで腰が痛くなってから病院に行ったり、薬を飲んだりして病気を未然に防げた事は一度もありません・・・。そう手遅れなのです。

 

腰が痛い

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「おっ!これは風邪来たな!!」

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薬飲む、早めに寝る

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翌朝起きれず

 

この繰り返し。なので、腰が痛み始めた時は諦める事にしています・・・。

 

さて、未然に防げないと言えば、病み上がりでまだ腰が痛いのに本日一発目の仕事。

畑の隣にそびえ立つ木の枝が折れ、フェンスを壊して種を蒔いたばかりの畑に落下して散らかっているとの通報を息子から受けたのでそれの片付けと修理。早く片付けないとカンガルーが畑に侵入して新芽を食べてしまうので早急に直さなければ。

何とも腰に悪そうな内容である。

現場に行くと、「枝」というには太すぎる立派な物が折れて畑に散らばってます。。。

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折れていたのは「アップルツリー」。このアップルツリーなんですが、よく折れます。しょっちゅう折れてフェンスを壊します。

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何がムカつくって、アップルツリーという名前のくせに、折れて折れて折れまくって、フェンスを壊して壊して壊しまくって、最終的にリンゴなんか実りません・・・。


なんでアップルツリーと呼ばれているか知りませんがリンゴは実りません、僕からすれば毒リンゴでございます。

さて、この大きなアップルツリーの片付け方法はというと、チェーンソーで細かくして、自分で持てる物は持って運んで(腰を痛めて)、持てない物はトラクターで持ち上げます。

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このぐらいの木なら小型チェーンソーで十分です。


まず、チェーンソーで切る作業。この作業ひとつとっても数年前の僕には未経験でした。そりゃそうですよね。都会に住んでいてチェーンソーを使ったことある人なんてそういませんから。

今じゃ歯を研ぐ事も含めてメンテナンスもお手の物になりました。

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トラクターもそう。今は手足の様に使っていますが、これも未経験でしたから事故を起こしましたし、色々なトラブルを招きました。

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重い腰を引きずって片付け終わり、フェンスを直して元通り。こんなイレギュラーな作業ですら2時間もかかってしまうんだから困っちゃいます。

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まぁ、今じゃたったこれだけと思える仕事ですが、かつては人を雇うか迷っていたぐらいですから、僕も少しは成長しています。ちゃんと育ちながら「実」は付けていっているんですね!

皆さんも「アップルツリー」と呼ばれないようにお仕事頑張って下さいね!!それではまた。