肉旅行記 さよならオッサン編
この肉旅行の最終日となる本日の朝ご飯は飛行機の時間の関係も有りホテル近くのダイナーに行く事になりました。
「ダイナー」と呼ばれるレストランはイマイチ日本人にはピンとこないかもしれませんが、アメリカ映画には良く出てきます。
早朝から深夜まで開いており、基本的には簡単な造りになってる事が多いようで、大型のキャンピングトレーラーを改造したような店も見かけます。
入り口にはかつて日本のファミリーレストランでも良く見かけた新聞販売機が有りました。
映画の中に出てくるように、カウンター席とボックス席が有り、ウエイトレスがコーヒーのおかわりを注いでいる。そんな所です。
今朝のダイナーもその様な場所でした。
メニューにはアメリカ料理がズラリと並び、パンケーキやオムレツ、バーガーからステーキまで色々と有ります。
僕はホウレンソウとベーコン、チーズ等を混ぜた物とフルーツを注文。
出て来た料理は期待を裏切らない大きさ。
同僚の一人は朝からガッツリと肉。
ケンタッキーフライドチキンの衣に似た、巨人のわらじの様なサイズの物を前に早くも戦闘態勢です。
散々と肉を求めて国境を越えたこの度もこれで終わり。いざ終わってみると寂しくなるのは何でだろうか?
ここで、今回食べた物を箇条書きにしてみよう。
1日目 機内で牛肉、夜にステーキ
2日目 朝はローストビーフのサンドイッチ、昼にハンバーガー、夜はラムのロースト
3日目 朝はベーコンエッグとパンケーキ、夜はバーベキュー
4日目 朝は並びながらビールとオツマミ、昼はバーベキュー店を2店ハシゴ、夜はタコスとブリトー
5日目 ダイナーでベーコンとホウレンソウ
見事に肉ばかりである。
ちなみに空港で飛行機を待つ今の食事はコレである。
掟破りの肉無しメニュー。もう限界です!!
海外で食事をすると色々な事を覚え、世界には色々な食べ物が有るなと感心し、様々な食べ方や注文方法がある事も目の当たりにする。
食べ物の大きさや、レストランの規模、接客の仕方に驚く事が多い反面、日本人の作る料理の繊細かつ研究された味や見た目、接客の礼儀正しさや従業員の一生懸命さを改めて誇りに思う事が出来る。
是非皆さんも旅行の際は、食事に時間をかけてみては如何でしょうか?
知らず知らずのうちに会話が生まれ、知識が増え、自分達の文化などを誇りに思う事が出来る様になると思います。
今回我々を常に安全にレストランに運んでくれた「尾翼のオッサン」とも経由のロサンゼルスまで向かう便でお別れ。
「四人のオッサン」の肉旅行。これにて。