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"Gibraltar" オーストラリアの360万坪の牧場から

オーストラリアの田舎にて牛を育てる日本人のブログ。日本では有り得ない日常や日々の生活、360万坪の牧場での出来事を記事にしています。 過去の記事は旧ブログでご確認下さい。 旧ブログアドレスhttp://s.ameblo.jp/gibraltarmasashi/ 

男女比

突然ですが、世界の男女比ってどんなものなのでしょうか?

早速調べてみたところ、どんな時代でも

「自然界における男女の出生比率は、男性:女性=105:100だといわれています」

との事です。

面白いですね。国によって多少の差はあるものの、この比率はずっと変わってないようです。

では、通常時のこの牧場内の比率をお教えします。

6 : 230 ! !

オス牛がたったの6頭なのに対し、メスの牛が230頭もいます。
まさにハーレム状態。どんな高級な「オネエチャン系飲み屋」に行ってもこんな状態にはなりませんね。汗。

牧場では大体1頭の雄牛に対して40〜50頭の雌牛があてがわれます。
雄牛はたくさんの雌牛を必死に追いかけて子孫を残そうと頑張ります。
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これが雄牛(Bull ブル)です。

しかし、オス牛は自分の子供が産まれた後は完全なる知らんぷりを決めこみます。
母牛は必死に子供を育てますが、オス牛は他の牛とデートしてばかりいます。

実はそれもそのはずなんです。

牧場は冬になると霜や気温の影響で青い草が殆ど無くなります。
そうなると牛は体重が大きく減りますので、僕は干し草やサプリメントなどを牛に与えて体調を維持するようにヘルプします。

そんな体重の減ってしまう冬に赤ちゃんが産まれてミルクをどんどん吸われたら、母牛はどうなるでしょう?
母牛はどんどん痩せていき、仕舞いには死んでしまう事になります。

そんな状況を防ぐには2つ方法があります。

① 子牛が冬に産まれても平気なように冬に育つ牧草の種を蒔く。

② 子牛が冬に産まれないようにする。

雨の少ないオーストラリアでは僕は②の方法を選びました。
②の方法を選んだからこそオス牛はハーレムになれます。
オス牛は決められた期間以外はオスだけで過ごしま。
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むさ苦しいですねぇ。

牛は身籠ってから平均285日で出産となります。
という事は、オスとメスが後尾する期間を草が生える春から夏から285日前にすれば冬には子牛が産まれないという事になります。
逆に、285日経った先が冬になる時期はオス牛はメス牛から離されて過ごすという事になります。

オス牛も人間と同じ。
楽しい事をしたいのなら、我慢をする期間も必要という事ですね!!

それではまた。